(56)今日、旅立ちました

ボニーは、一昨日の3月13日、永眠しました。享年15歳4ヶ月。昨日、火葬を終えて、今日大好きだった鵠沼海岸にお骨と、今月はじめにFさんが撮ってくれた写真を持って行った。もちろんFさんも一緒に。

昨日、Fさんは火葬に一緒に来てくれた。もし一人だったら耐えられなかったと思う。
そして火葬が終わり、お骨を持って家に帰ったあと、人生で初めて号泣した。

ボニーと過ごした15年あまりは、2度と見ることのできない夢のような年月だった。
最後の最後まで、ボニーは限りなく優しく、穏やかで、息を引き取るときも、まるでいつもと変わらず「おやすみ、また明日ね」と言ってるように眠りについた。
だから、最後にぼくも「おやすみ」と頭を撫でた。

今日、ボニーは海岸をいっぱい走り、海に帰っていったのだと思う。

ボニー、お前がいなければ、ぼくは今日まで生きてこれなかった。

ほんとうに、ぼんとうに、感謝の涙しか溢れてこない。
ありがとう、ボニー、必ず、また会おうね。


果てしなく広がる海に尻尾ふり
旅立つ君を夕陽が抱いた


(この3月1日、最後の鵠沼海岸でのボニー)



コメント

  1. とても美人さんで優しい瞳のボニーちゃん、一所懸命生きている姿にいつもこちらが励まされていました。ありがとう。
    たあさん、最後まで愛犬を支え慈しみ、頑張られましたね。お疲れ様でした。

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    1. ありがとうございます。まだ喪失の痛みが深く、現実を受け入れきれてませんが、これからも間を置いて、ボニーの思い出をここで綴っていこうと思います。

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