(75)喪失からの道のり18.明るみの方へ


  あまり沈んでばかりいると、免疫力も弱っていき、新型コロナに打ち勝てないと思い、今日はご飯をたくさん食べて、明るい音楽を聴いたりした。

 すると、音楽ばかり聴いてしまい、仕事がなかなか捗らなくなった。でもまあ、それでいいや、と思う。

 このコロナ戦争は長期戦になるから、つねにトンネルの先の「明るみ」が見えなければいけない。ぼくはボニーとの過去の幸福な日々を思い出し、ときに悲しみに沈みながらも、いつかまたあの日々がおとずれると思いながら過ごそう。

 こんなマザー・グースを見つけた。

 風の三月
 雨の四月が
 花の五月を
 持ってくる。
          (西条八十・水谷まさる訳『世界童謡集』より)


 
  散歩後にリンゴ与えし日々思い 君が面影みあげる夕月


 

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