(80)喪失からの道のり23.長者ヶ崎にて

 昨夜はブログを書きかけて眠ってしまった。ので、以下をそのまま載せる。
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 今日は久しぶりにバイクに乗り、長者ヶ崎に行った。いつも平日はがらんとしているのに、今日は人が多くて驚いた。コロナのために外出自粛している近くの人たちが、気分転換に来ているのだと思う。

 ボニーがいたときは、出かけていても介護のためにすぐに帰ったけれど、今日はのんびりとバイクに乗った。江ノ島までの海沿いの道も混んでいた。みんな海で鬱憤を晴らしたいのだろう。有名なカレー店「珊瑚礁」は混雑していて、入口で待つ人が椅子にキツキツに座って並んでいたが、大丈夫か?

 変な言い方だけど、ボニーがいなくなった矢先にこんな異様な世の中になって、まるでお伽話のような、あるいはSF映画のような錯覚がする。物語の最後、平和な世界が戻り、ボニーがふらっと帰ってくる。。。

 そんなことをバイクに乗って江ノ島を過ぎ、鵠沼へ風を切りながら考えてしまった。

 トンビ舞う長者ヶ崎の崖に立ち 流れる雲に君を見つけた

(去年、鵠沼海岸で夕陽を眺める)

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